PROJECT―家が出来るまで

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都市郊外にひっそりと建つ若き夫婦と子供の為の家です。人目に見えやすい立面側においては木格子を取り付け、外観に表情を与える一つの要素にもなっています。ペントハウスに設けた窓が光と風を生み、住宅環境を考える上で、良好なものとなっています。
玄関まわり外構は計画検討中ですが、モダンな雰囲気を目指しています。
風が少し肌寒く感じる初春に地鎮祭を執り行ないました。家族三人で、これからの工事の安全を祈願してひとつひとつの儀式を行ないます。
月日は早いもので、地鎮祭から1か月ほどで軸組と小屋組みが組み上がりました。野の花や葉も色づきはじめた頃、上棟式を行ないました。
塔屋部の小屋組みです。リビングの一部が吹抜になっており、搭屋部の窓は、東からの暖かい光をやさしく注いでくれます。
こちらは餅まきの様子です。すごいショットが撮れました。

最近は餅まきをする家もめっきり減ってきています。地域の方への感謝とお披露目も兼ねて昔から伝わる伝統行事を執り行ないました。

ダイニングと繋がっている和室の様子です。隣接する母屋との繋がりを重視し、開口を大きく設けました。和室でくつろぐ人達とも会話がしやすい様に敷居の高さが工夫されています。
先ほど紹介した搭屋部にあがるためのはしごがとりつけられています。木材の下地に直接はしごをとりつけ、その上にボードをはり、ここから漆喰の左官工事に入ります。
リビングの収納部分です。効率的に衣類や荷物を収納できるようにと考えて設計しました。
リビングを挟んで、玄関の向かい側には小スペースながらもテラスを設けました。コアが建物の中心に集まっているので、効果的に陽射しをとりいれる工夫のひとつとして、天井を吹抜けにしました。

リビングから眺める先には祖祖父母達が野菜づくりをする姿を一望できます。

リビングの中心には、庵治石が積まれていきます。コンクリートブロックで下地をし、この周りに職人の方たちがひとつひとつ丁寧に石を積みあげていきます。
先ほど紹介した搭屋部です。屋根は雨仕舞いを考慮して緩い勾配がとられたガルバリウム鋼板仕上げです。搭屋部の3方から陽の光をリビングへ送りこみます。
ようやく完成に近づいてきました。

木のぬくもりを大切にしたいというお施主さまの想いから、あえて建物の外壁に色を着色しておりません。年月が経つごとに変化していく様子が楽しみです。

また、室内の壁の漆喰はお施主様のDIYです。みんなでつくった家にはより一層愛着が増しますね。

完成写真はこちら↓

http://www.s-raku.com/works/nat-remon.html