PROJECT―家が出来るまで

1階玄関と別に屋外階段があり、外部から直接2階へアクセスできます。 屋根形状は片流れの簡素な造りとし、敷地周囲の田園風景に同調するようなナチュラルな建物を目指します。
7月上旬 今回は“陰陽師”式の地鎮祭を行いました。家主の年回りや、恵方なども古来からの陰陽道との関わりからきちんと調べて、儀式の日時を決めます。
ご家族で建築場所を踏みしめながら歩きます。
ご主人が盛り土を掘り崩しています。しきたりに合わせて行事は進みました。
8月上旬 基礎配筋が終わり、土間コンクリートを打設する前です。
写真の丸い器具はスペーサーといい、鉄筋コンクリートを打設する際、鉄筋が動かないように固定させるとともに、必要なかぶり暑さを持たすための材料です。
8月中旬 職人が現場に入り、いよいよ本格的に進行していきます。構造材は部材が長く重いので、クレーンを使っての移動手段をとります。すでに仮設足場が建物の周りに設置されてます。縦方向に立ち上がってゆく準備が出来ている状態です。
写真は梁を柱の上に接合しています。危険な作業なので数人で力を合せます。乗せている梁は建物の中でも一番に大きいものです。この梁は後に化粧梁となり、リビング部分に現れてきます。
ベランダ側に飛び出している梁です。左の背の低い柱は後に、パラペット(立上がり)の下地となります。
周囲が田園に囲まれた敷地に建つ本物件は、外からも工事の様子が良くわかります。
8月下旬 上棟式です。お子さんも一緒に、祈願をしていただきました。工事が順調良く進むことを私たちも願っています。
餅まきには近所の方に大勢お集まり頂き、大変縁起の良い粋な行事となりました。
9月下旬 工事は進み、外壁下地が取りついています。柱に直接打ちつけた細い横の部材が建物を覆っています。
10月上旬 外壁が黒くなっています。これはアスファルトフェルトというモルタル下地に使用するものです。
屋根の隅角部です。隅の部分も隙間なくフェルトを張っていきます。その上から、ラスと呼ばれる網をタッカーで留めていきます。
軒先、軒元部分には通気をする為の防虫網を設けています。小屋裏に空気の流れを作ることで、湿気などの逃げ道になります。
上部写真同様、水分や湿気が滞留しやすい小屋裏や床下、外壁等の腐朽を軽減する為、2階ベランダ軒元部分にも換気口を設けています。
ベランダの部分です。軒元部分に換気口が取りついていますが、正面から見ると穴が隠れて見えないようになっています。
工事中、化粧梁は紙で包んで大事に扱われます。化粧梁の上に束を立てて、登り梁を支えています。束の取りつき部分が職人によって綺麗に納められています。水色のものはスタイロフォームという断熱材です。施工性が良く、屋根面の外部からの熱はここで食い止める役割です。
壁の下地ができ、その上からボードを張っていきます。プラスターボードを張り、さらにこの上からクロス(壁紙)を貼り付けて住宅の内装を仕上げていきます。
11月上旬 外壁工事も終盤となってきています。数人の左官職人が現場に入り、決められた厚さのモルタルを手早く塗っています。
外壁は建築物の中で最も面積が広く、作業は高所となります。一面塗り終えるだけでも大変な仕事です。
モルタルをミキサーで練って作ります。砂、セメント、水の比率は間違えればうまく出来ません。様子を見ながら調合していきます。
隅の部分についてもしっかりと塗ってくれています。手分けをして建物各箇所仕事をしていました。
11月中旬 外壁は左官工事が完了し、仕上げをする準備が出来ています。
屋外階段側から見ています。早く足場が取れる時が見たいですね。(笑
屋根部分はガルバリウム鋼板葺き。屋外階段の上部のみ透過性のあるアクリル板を張って雨よけ&光取りとしています。
2階はLDKで、天井は化粧梁が見えていて階段共に一体空間のフロアとなっています。
クロス職人が障害物の隅まで綺麗に仕上げています。クロスの重なりの部分はかなり技がいると思いますが、スイスイっと手早く貼られていきます。まさに職人技。